分数のひきざん(同分母の真分数)

小学校3年生(小3)の同分母の真分数のひきざんプリントのアイキャッチ画像

小学校3年生「分数」で学習する、同分母の真分数のひき算を練習できるプリントです。4/5−2/5 のように、分母が同じ分数どうしの減法を繰り返し練習し、「分母はそのまま、分子を引く」という計算の仕組みを確実に身につけられます。また、1−3/10=7/10 のように、1から真分数をひく問題も含まれており、「1は分母と同じ分子の分数で表せる」という概念理解につながります。答え欄には枠があり、分数を正しく書く練習にもなります。計算に特化した構成で、授業でも個別支援でも活用しやすく、分数の基礎をしっかり固められるプリントです。


12問

分数のひきざん-1
分数のひきざん-2
分数のひきざん-3
分数のひきざん-4
分数のひきざん-5
分数のひきざん-6
分数のひきざん-7
分数のひきざん-8
分数のひきざん-9
分数のひきざん-10

プリント紹介

■学習のねらい
小学校3年生「分数」で学習する同分母の真分数のひき算の理解を深めることを目的としています。分数の減法では、「同じ大きさで分けたうちのいくつ分を取り除くのか」という意味を正しく捉えることが重要です。4/5−2/5 のような基本的な問題を通して、「分母が同じときは、分子どうしを引けばよい」という計算の仕組みを確実に身につけることができます。また、1−3/10=7/10 のような“1から真分数をひく”問題も扱っており、「1は分母と同じ分子をもつ分数で表せる」という理解に自然とつながります。こうした基礎原理を丁寧に扱うことで、分数計算の根本となる考え方をしっかりと定着させることがねらいです。

■プリントの特徴
このプリントは、同分母の分数のひき算に特化して構成され、最も基本となる「単位のそろえ」と「分子を引く」流れを繰り返し練習できます。特に、1−3/10 のような“1からひく”問題を混ぜている点が特徴で、1を分数に直して考えるという概念理解を深めることができます。答えを書く欄には枠がついており、分母・分子を正しく配置して書く習慣づけが可能です。計算問題のみで構成されているため、練習量を確保しやすく、家庭学習にも個別学習にも使いやすいプリントです。

■活用の場面と支援の工夫
授業の導入やまとめ、家庭学習、個別支援の場で効果的に活用できます。支援が必要なお子さんには、まず図(円や長方形の分割)を使って「4/5 から 2/5 をとると、どれだけ残るか」を視覚的に示すと理解が進みます。また、1からひく問題では、1を分母の数で分割した図を使用したり、「10/10−3/10」のように式を変換して見せることで、概念のつまずきを防げます。分母が同じであることを声かけしながら確認し、「分子だけを引く」という手順を習慣化していくことが重要です。

■このプリントで育つ力
このプリントに取り組むことで、同分母の分数のひき算の基礎が確実に身につきます。また、1を分数で表す力、分数の大きさの感覚、単位(分母)への注目、正しい書き方など、分数学習の土台となる力が育ちます。特に「1−真分数」の構造理解は、後の帯分数や異分母の学習に向けた重要なステップです。計算の手順だけでなく、分数の意味理解にまで踏み込んで定着させられるプリントになっています。

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