小学校1年生「3つの数のたしざん、ひきざん」で学習する、繰り下がりのない問題だけで練習できるプリントです。10までの数から1桁・1桁を順に引く問題と、十何から1桁・1桁を引く問題の両方があり、段階的な学習が可能です。三つの数を順に引く計算の流れが理解しやすく、初学習の子でも無理なく取り組める構成です。授業後の練習、個別支援、計算に苦手意識がある子への補充に適しており、十のまとまりを意識しながら数を減らす感覚が身につき、今後の繰り下がり学習の基礎づくりにもつながります。
12問
プリント紹介
■学習のねらい
このプリントは、小学校1年生「3つの数のたしざん・ひきざん」の学習内容のうち、3つの数のひきざんに特化して取り組める教材です。扱う問題はすべて繰り下がりのない計算で構成されており、初学習の子どもでも負担なく取り組める難易度に設定されています。10までの数から1桁・1桁を順に引く問題に加えて、十何の数から1桁・1桁を引く問題も扱っているため、基本から発展までバランスよく練習できます。三つの数を「順に引く」という流れを理解し、計算の手順を意識しながら解く力を育てることを目的としています。
■プリントの特徴
このプリントでは、三つの数のひきざんをゆっくり確実に身につけられるよう、繰り下がりのない問題のみをまとめています。10までの数からのひきざんは、初めて学習する子でも取り組みやすく、自信を持って計算練習を進めることができます。一方で、十何から二回引く問題も入っているため、少しレベルアップした課題にも挑戦できます。問題は見やすく整理されており、答えを書く枠もしっかり確保されているため、数字の大きさを意識しながら丁寧に書く習慣も育ちます。三つの数の計算に特化しているため、反復練習としても効果的です。
■活用の場面と支援の工夫
授業後の計算練習、宿題、個別指導、計算に苦手意識がある子への補充学習など、さまざまな場面で活用できます。三つの数のひきざんは、計算手順でつまずく子が多いため、「まずどれからどれを引く?」という声かけが効果的です。具体物(ブロック・おはじきなど)を使って「並べて減らす」活動を行ってからプリントに取り組むと、理解がより確かになります。また、十何からのひきざんでは、十のまとまりを意識しながら数を減らす練習につながり、今後の繰り下がりの学習に向けた基礎にもなります。
■このプリントで育つ力
・三つの数のひきざんに必要な計算力
・数を順に減らす思考の流れ
・数のまとまり(特に十のまとまり)の理解
・丁寧に書く力と計算の見通し
・繰り下がり学習への基礎づくり












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